「 宵待ちの月団子 」

深い藍(あい)色の夜空に、ぽっかりと浮かぶ不思議なシルエット。

よく見ると、それは串に刺さった三日月、半月、そして満月でした。

まるで、宇宙の彼方にある「星空の甘味処」から届いた、特別な贈り物。

それぞれの月の上では、猫たちが思い思いの時間を過ごしています。

三日月の先端で夜空を見下ろしたり、半月のカーブに身をゆだねたり、あるいは地上から大きな満月を見上げたり……。

月の満ち欠けと共に、ゆったりと流れる静かな時間。

見ているだけで心が和む、少し甘くて不思議な夜の物語をあなたに。

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